保険を解約するタイミング 損しない時期と順番
公開 2026年10月1日・保険のへらしかた編集部
結論
解約で損をしない一番のコツは、新しい保険に入るなら、その保障が始まってから今の保険を解約することです。ほかに、払込満了や戻るお金が増える時期が近いならそのあと、月払いなら保険料の引き落としの前に手続きすると無駄が少なくなります。
新しい保険の保障が始まってから
保険を乗り換えるなら、新しい保険の保障が始まったのを確かめてから、今の保険を解約します。先に解約すると、次のようなことが起きます。
- 新しい保険の審査で断られたり、条件が付いたりして、保障のない期間ができる
- 新しい保険の保障が始まる前に病気が見つかり、どちらからも出ない
生命保険の保障は、申し込み・健康状態の告知(診査)・1回目の保険料の払い込みの3つがそろった時から始まるのが一般的です。がん保険は、さらに90日たってからがんの保障が始まるのが一般的なので、その間は今の保険を残します。
払込満了や戻るお金が増える時期のあと
- 払込満了が近い終身保険: 払い終えたあとは保険料なしで保障が続き、戻るお金も払込中より多くなっていることが一般的です。
- 低解約返戻金型: 払込中は戻るお金が低く抑えられていて、払込満了のあとに増える作りです。
- 戻るお金は経過年数で増える: 契約の応当日(毎年の契約日)を過ぎると増える商品もあります。解約返戻金の表は、保険証券や設計書に載っています。
保険料の引き落としの前
月払いの保険料は、払った月の保障のための前払いで、月の途中で解約しても日割りで戻らないことが多いです。引き落としの日の前に手続きが終わるようにすると、1か月分を無駄に払わずにすみます。
解約返戻金の税金
解約返戻金が払った保険料の合計を50万円より多く上回ると、一時所得として所得税がかかります。上回った額から50万円を引き、その半分が課税の対象です。掛け捨ての保険や、払った額より戻る額が少ない場合はかかりません。
手続きの流れ
- 保険会社のコールセンター・ウェブサイト・担当者のどれかで、解約したいと伝える
- 届いた書類に記入して返送する(ウェブで終わる会社もある)
- 解約返戻金がある場合は、指定の口座に振り込まれる
担当者に会わずに、電話や郵送、ウェブで手続きできる会社が多くあります。
解約する前に
タイミングの前に、解約したあとに病気になったり、あなたが亡くなったりしたとき、国の保障と貯蓄で何が足りないかを確かめておくと安心です。トップの計算で、自分の条件を入れて計算できます。全部やめずに保険料を下げるやり方は全部やめずに減らす4つのやり方にまとめました。
Q. 解約したら保険料はいつまで払いますか? A. 月払いなら、解約の手続きが終わった月の分までが一般的です。引き落としの日と手続きの締め日は保険会社によって違うので、解約を伝えるときに確かめます。
Q. 新しい保険と今の保険が重なる期間の保険料はもったいなくないですか? A. 重なるのは新しい保険の保障が始まるまでの短い間です。先に解約して保障のない期間ができるほうが、何かあったときの損が大きくなります。